サワノ リサ
Risa Sawano
サワノリサ
私の中にある、とても古い記憶、それは、「人はどうしていきるのか」そして「どうして死なないのか」。という問いです。
小さな女の子は、図書館で聖書を借りたり、哲学の本を読んだりしながら、自分の中にある問いに向かい続けました。真実を、真理を、本当にあるかもしれないものが知りたい。一人ではなく、誰かと共に。だれかと響き合うために。いつも、私の内側には「だれかと」というキーワードがあります。誰かは、時に自分自身だったり、同僚だったり、パートナーだったり、そしてあなただったりします。
セラピーを続ける中で、結婚し、小さき人たちを授かりました。
彼らは、力強く、私と地球を結びつけてくれました。身体と心、暮らし、天地、季節、陰と陽、草木、鉱物、波、エネルギー、地球と宇宙...気づきは結実し、いくつかの芽を出しました。一つは布ぞうり、一つはみつろうラップ、暮らしのシェアは発酵や手仕事に。
たくさんの活動をしています(そのように見えると思います)。
環境(地球)のお話しをたくさんしますが、環境を母、家庭、地域、地球、私の身体などと置き換えてもらえたらいいかもしれません。大宇宙(宇宙、地球)と小宇宙(人、体、私)は同じ、学びとその実践の場である暮らしの中で、実感しています。だからこそ、ケミカル(違和感、異素材)かどうかは、私の活動の大きな柱になっています。
どれもが、ここまでお話しした過程を経て生まれた、大海の雫です。
どこを入口にしても、たどり着くところは同じ。あなたが辿り着きたいところに、そのサポートができたなら、こんなにうれしいことはありません。
わたし、息子が将来火星にいくことになって「あんなに綺麗な地球があったのに。どうして住めなくしてしまったの」と言われた時、ごめんなさいではなく「できることを一生懸命した」と言い切りたいんです。
ただそれだけなような気もしています。
プラスチックフリーと梱包材
制作に使う素材、梱包材、パッケージ。全てをプラスチック素材に頼らずに生み出せるよう、ブラッシュアップを続けています。
現在は、約80% の素材がプラスチックフリー、制作過程で出るゴミは100% 分別しています。自然由来の素材になることで、再利用しやすくなり、地球に負荷をかけないアイテムが生み出せます。
パッケージは、極力リユース素材を使用しています。「手に取ってもらえる方にゴミも一緒に渡さない」「リユースすることで、もう一度ものに命を」「ご縁あって手元に来てくれた物が、最後までそのお役を全うできるように」という感覚を大切にしています。
お仕事シェア
布ぞうりに使う布の裁断、ミツロウを削る作業、梱包材を準備することなどを、ヘルプマークを取得されている方や、地域の作業所の方とシェアしています。